大衆化したヒップホップの影響を強く受けたことで、ヒップホップ系ファッションは、
実際に街中で着られている服装との関係が薄れ、より理想化されたものとなってきた。
ヒップホップ系の服が一流のデザイナーによって作られることが多くなり、高価なものも登場してきている。
但し、現代の男性ヒップホップ・ファッションの核となっているのは、腰パン、金や白金のチェーン、
ブーツやスニーカー、バンダナやスカーフ(多くの場合、その上に野球帽をかぶる)などである。大きなTシャツも、一般的な街中の格好である。
今日、ヒップホップ系ファッションは、世界中でかなりの割合の若者たちに親しまれている。
ヒップホップのアーティストやレコード会社の重役たちの中には、ブランドやクロージング・ラインを立ち上げる者も少なくない。
ラッセルシモンズがファット・ファームを、キモラ・リー・シモンズがべビーファットを、
デイモン・ダッシュとジェイZがロカウエアを、50セントがGユニット・クロージングを、
エミネムがシェイディLtdを、アウトキャストがアウトキャスト・クロージングを、
ビヨンセ・ノーウェルズがハウスオブデレオンを、それぞれ立ち上げた。
さらにヒップホップ系ブランドとして、前述のカール・カナイ、フーブに加え、エコーアンリミテッド、
マリテフランソワジルボー、エニーチェ、フェイマススターズ&ストライプス、エイプ、LRG、ティンバーランド、
アカデミクスなどが挙げられる。ドクタージェイズのように、ヒップホップに影響を受けた洋服を展開している小売業者も多い。
数多くの変化を背景に、ヒップホップ系ファッションは、本道的なものとして受け入れられるようになってきた。
ひょっとすると、それはヒップホップ文化全体の浸透に伴う現象であると言えるかもしれない。
異論があることではあるが、今日では、ファッションと音楽は切っても切れない関係にある。
現在、ヒップホップ系ファッションは、特定の集団や人々に限定されたものではなく、
その文化に親近感を覚える誰もが親しめるものである(飽くまで北米での話である。少なくとも日本では否定傾向の方が強い)。
また、近年のヒップホップ系ファッションでは、細身の格好が好まれるようになってきており、
スニーカーはナイキのダンク、シャツはポロシャツ、ボトムスは細身のジーンズなどが好まれている。
カニエ・ウエストやファレルといったアーティストが人気を集めるようになって以来、
彼らの身に纏うエイプのような色彩に富んだ服装に押され、極太系ファッションが廃れてしまっている地域もある。
この傾向は我が国も例外ではない。(Wikipediaより引用 )
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